クリステンセン教授の「ジョブ理論」に影響を与えたODI(アウトカム・ドリブン・イノベーション) ブックレビュー:“Jobs to be Done: Theory to Practice ” “アンメットニーズ起点”のイノベーションプロセス「ジョブ・ニーズフレームワーク」とは? さて、大きなビジネスチャンスとなり得るアンメットニーズを把握するには、漏れなくニーズを知っておく必要がある。それにはジョブ・ニーズフレームワークを活用することを推奨している。B2Cでは約100個、B2Bになると複雑になり約200個のニーズがこのフレームワークを使うことで見つかるという。 このフレームワークには普遍的な「機能的ジョブ(〜がしたい)」を中心にして、周辺のジョブや感情的ジョブ、消費する上でのジョブを挙げると同時に、顧客がジョブをどのように解決したいのかという「期待アウトカム」があるのが特徴である。 機能的ジ