Googleのセキュリティチーム「Project Zero」が、「Windows 10」に影響する未修正の脆弱性を新たに公表している。報告から90日の期限が過ぎてもMicrosoftが修正や公開を行わなかったためだ。 Googleは先ごろ、Microsoftが期限内に修正できなかったWindows 10のエクスプロイト対応策を回避できる脆弱性を明らかにしたが、それに続いて米国時間2月20日、新たなセキュリティの問題を公表した。Project Zeroの研究者James Forshaw氏によると、今回の問題は、Microsoftが2月の定例パッチで修正したとみられたが、実際には修正されていなかったという。 Forshaw氏は2017年11月、Windows 10の同じ機能に影響する2つの脆弱性をMicrosoftに報告した。これらの脆弱性は、Googleによって「issue 1427」「is