北海道から九州まで、全国でコミュニティデザインに取り組む山崎亮さん。 日本全国の現場を駆けめぐる山崎さんの目には、日本の未来にどんなリスクが見えているのでしょうか? そして、そのリスクをどのように乗り越えていこうとしているのでしょうか? 北海道沼田町での具体的な事例から、山崎さんのルーツとなったジョン・ラスキンの話まで、コミュニティデザインと福祉をめぐる、示唆たっぷりのお話をみなさんにお届けします。 山崎亮(やまざき・りょう) 1973年愛知県生まれ。studio-L代表、京都造形芸術大学教授、東北芸術工科大学教授。地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、建築やランドスケープのデザイン、市民参加型のパークマネジメントなどに関するプロジェクトが多い。主な仕事は、「いえしま地域まちづくり」、「海士町総合振