「戦争の法」: 佐藤 亜紀 - golgo139：用件を聞こう……。戦争の法 (文春文庫) 作者: 佐藤亜紀出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/06/10メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 25回この商品を含むブログ (26件) を見る フジロックから読み始めて、サマソの初日にやっと読み終わった。１９９２年の作品で、どう読んでも新潟の「Ｎ・・・県」が日本から独立し、ロシアが介入し、という状況下で、少年がゲリラに身を投じて云々という話。 途中で読むのやめようかな、とも思ったのだが、結局、最後まで読んでしまった。ということは、やっぱり、面白いんだよな。なんで途中でやめようかと思ったか？というと、「ああ、これ少女マンガなんだな」と気づいてしまったので、分かってしまえばわざわざ読まなくても良いような気になってしまったからだ。 少女マンガというのはどういうことかというと、ストーリーの展開よりも人物の描写が、話を進めていく駆動力だと言うこと。何かが起
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