台湾の中央気象局によると、6日午後11時50分(日本時間7日午前0時50分)ごろ、台湾北東部・花蓮県の沿岸を震源とするマグニチュード6・0の地震があった。台湾当局などによると、花蓮市内のホテルなどが倒壊し、消防隊が救助にあたっている。少なくとも2人の死亡が確認され、負傷者も出ている模様だ。 地元のテレビは、建物が崩れている様子などを伝えているが、詳しい被害の状況は分かっていない。 朝日新聞の取材に対し、花蓮県内の50代の女性は「生まれて初めて感じる大きな揺れだった。部屋の時計が落ちて、壊れてしまった」と話した。 台湾東部ではここ数日、小規模の地震が相次いで起きていた。(西本秀)