先日紹介した「オトナファミ」に水野晴朗の誕生から現在までを振り返ったインタビューが掲載されていた。 ハルオフリークには今更な話かもしれないが、個人的には初耳の話が多く、その偉業の数々に衝撃を受けたので、ここに書き留めておきたい。 ・14歳の時、終戦を迎え、盗賊に襲われながらも、満州から故郷の岡山に帰国。母親を支えるため、新制高校には通えず、本屋、セールスマン、衣装屋、果物屋と貪欲に働く。しかし、勉強をしたいという思いが捨てきれず、同様の境遇の仲間達を集め、なんと自ら夜間高校を作るために立ち上がる。 街中に手作りポスターを貼ったりあらゆる宣伝をし、スポンサーまで探した。そして、現在も残る高梁高校の創始者にして第1期生となる。 ・高校卒業後は国家公務員試験を受け、郵政省と大蔵省に合格。郵便局を選び就職。*1レコードが聞きたいという個人的な思いだけで、局の厚生課を説き伏せて社内で蓄音機を買わせた
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