NHKスペシャル子どもの食が乱れている!? 今、子どもの間に、「好きなモノだけ食べたい」症候群が広がっている。 「写真記録調査」手法で、子どもを持つ首都圏の家庭を対象に行った6000食の調査では、家族が食卓を囲んでいても子どもは全く別々のモノを食べる「バラバラ食」、子どもが好きな時間に食事をとる「だらだら食」、子どもが好きなモノだけよりどりみどり食べる「単品羅列型食」など、「好きなモノだけ食べる」傾向が顕著になっている。一方で、子どもの運動能力が低下したり、糖尿病・高脂血症など子どもの生活習慣病が増加しているという報告もある。 千葉県の小学校で行われた1週間にわたる写真による食事調査。ある病院が始めた子どもの生活習慣病を防ぐための食と生活を改善するための特別な入院プログラムなどを取材しながら、子どもたちの食と身体の現実、そして食卓を巡る親子関係の今を追いかけ、どうすれば良いのかを考える。