本書は 、 新MEGA刊行によって初めて公表された『 資 本論』関連草稿の詳細な分析と草稿関係情報の筆者独自 の調査を踏まえて、『経済学批判』草稿 ( 1861-1863年) 以降の『資本論』成立史および『資本論』理解をめぐる 論争問題を解決すべく 、筆者独自の見解を展開した野心 的な著書である。 本書の内容は3つの部分から構成されている。 第1章 が第1部分であり、第2章~ 第9章が第2部分であり、 第10 ・ 11章が第3部分である。第1章では、ベルリンの 壁崩壊以後の国際マルクス /エンゲルス財団を中心とす るMEGAの編集 ・ 刊行体制の変更経過とMEGA編集・刊 行の現状についての詳細なレポートが行われている。 第 3部分の「附篇」(第10・11章)では、『資本論』第1部初 版本やマルクス稀覯本 (東北大学所蔵の『哲学の貧困』 マルクス自用本)等の日本への伝承、 国内各種学術機関
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く