競艇ツケマイ読本―水上のモンスターたちの“水面下” (別冊宝島 (318)) 別冊宝島『競艇ツケマイ読本』を買って読んだ。思い返せば、俺の競馬黎明期には別冊宝島の競馬読本シリーズがあった。だったら、今、俺の競艇黎明期に別冊宝島があるのもいいだろう、と思って購入したのだ。97年の発行。一発出て、シリーズになっていない。とはいえ、これがきっかけで黒須田守さんなどのライターが競艇に進んだのだから、なかなか意味のあるムックとも言えよう。 内容の方は、「競艇入門」的な色合いが濃い。「競馬読本とか読んでる競馬ファンとかに競艇を知らせよう!」みたいな、そんなところがある。競馬読本シリーズの方は、ほとんどエピソード中心で、「競馬の仕組み」的なもんはほとんど記されてなかったと思うが、そこが違う。これは、今現在初心者である俺にとってはありがたい話ではある。しかし、その分ちょっとエピソードの濃さが少ないかな、な