IBM Developer is your one-stop location for getting hands-on training and learning in-demand skills on relevant technologies such as generative AI, data science, AI, and open source.
2011年振り返り あけましておめでとうございます。技術評論社の馮です。2012年を迎えました。昨年の日本は、3月の東日本大震災という大きな、そしてとても悲しい出来事を経験しました。そこで、改めて物質的な価値、それに対するデジタル化、インターネットの重要性について考えさせられる一年でもありました。 電子出版に関しては、2010年を元年と捉えると昨年が2年目で、過去何度かあった「電子出版の元年」と比較して、(比較的)前に進んだ2年目だったのではないかと思います。 具体的には、2010年後半から始まったさまざまな電子書籍販売サイトにコンテンツが集まりはじめたり、また、iPhone/iPad向けにストア型アプリによるコンテンツ配信が増えました。 一方で、昨年書いた「2011年の電子出版ビジネスはどうなる?」で書いた、GoogleやAmazonの動きについては、日本国内では大きな進展はありません
CSS3で日本語のレイアウト機能を強化しようという動きが活発になっています。この大きなきっかけはEPUB3.0に縦書きを含む日本語レイアウト機能を追加しようということで、EPUB3.0のスケジュールの関係上、CSS3の日本語レイアウト機能追加を大車輪で行う必要が出ています。 CSS3の日本語レイアウト機能は、既に1990年代の終わり頃から提案されていますが、この10年近くほとんど進捗していなかったのが実情です。 これを半年程度の期間で、実装可能なレベルに固めていこうということですからかなり野心的な目標です。実現できればCSS3の利用者を増やすと言う点でも大きなインパクトがありますので、頑張って早く進めたいものです。 アンテナハウスでは、2006年からCSSによるレイアウト指定組版 「CSS Print」 を目標として、組版ソフトを開発してきました。具体的には、CSS3をXSL-FO組版機能
スタイルシートの新たなWeb標準として現在策定が進められているCSS3に対して、日本語に対応した禁則、傍点(圏点)、縦書き仕様などの機能が追加されたドラフトが公開されました。 9月28日にPublickeyで公開した記事「電子書籍フォーマット「EPUB」で縦書きとルビのサポート、来年5月には仕様完成の見通し」では、EPUBでの縦書きやルビ、傍点などの仕様を策定中であることを紹介しましたが、EPUBはXHTMLやCSSをベースにした仕様であるため、仕様策定の作業はEPUBとCSSのそれぞれのグループが協力してCSS3に対して機能を追加する方法で行われていました。 これが最終的にCSS3の仕様として策定されれば、Webブラウザ上での禁則処理、傍点、縦書きなどの組み版処理が充実することになります(ルビはまだ作業中ですが)。大げさではなく、世界中のWebブラウザに対して日本の日本語文化に対応した表
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く