Mozilla Japanは2日、「Mozilla Japan 第2回セミナー」を開催した。セミナーでは、米Mozilla Corporationの事業開発担当副社長を務めるJohn Lilly氏が「Mozilla―その過去・現在・未来」と題した講演を行ない、Firefoxの現状と今後の予定などについて語った。 ● 日本でFirefoxの普及は遅れているが、先進的なユーザーに利用されている Lilly氏はMozillaのこれまでの活動を振り返り、製品のユーザー数の伸びを示すグラフを紹介。特に2004年にFirefox 1.0をリリースしてからは急速にユーザー数が上昇し、2006年2月現在では約5,500万人のユーザーがFirefoxを利用していると語った。 Firefoxが選ばれている理由については、セキュリティ面において優れていることや、使いやすく、速く、シンプルであること、カスタマイズ