各機能ごとに開発チームを分け、それらをAPIなどで疎結合させるMicroservicesな開発体制の問題点の一つとして、各チームごとのノウハウが共有されず、チームごとのリリースや更新までのスピードにばらつきがあります。また、サービスが複数にまたがり複雑化することで、サービス間の挙動が分かりづらく問題が見つけにくいといったこともあります。 現在NTTコミュニケーションズではこうした問題を解決し、高速かつ継続的にデプロイを行うために、Continuous deliveryのプラットフォームであるSpinnakerと、分散したサービス間の情報をトレースするための分散トレーシングツール、そしてサービスの新しいバージョンを一部先行してリリースをすることで動作検証を行うカナリアリリースを行うためのKayentaを導入した、開発チームが共通して利用するためのサービスデプロイ基盤の検証を行っております。
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