米国時間29日、ウェブブラウザ「Firefox」の新バージョンがリリースされた。新バージョンでは、処理速度やポップアップブロック機能が向上したほか、自動アップデート機能が強化されているという。 Firefox1.5は、Mozilla Foundationが約1年前にFirefoxブラウザの正式版(バージョン1.0)を発表して以来、初めての大型アップデートとなる。Firefoxはデビュー後の最初の1年間で1億回のダウンロードを達成し、いまや4000万人ものアクティブユーザーを抱えている。同ブラウザは現在8%の市場シェアを獲得し、MicrosoftのInternet Explorer(IE)に代わる選択肢となっている。 Firefoxは、最も幅広く行き渡っているオープンソースプログラムでもある。これは、同ブラウザのコードを誰もが修正できることを意味する。新バージョンの開発には何千人ものプログラ