[東京 18日 ロイター] 急速にドル安/円高が進む中、株式市場では円高メリット関連株が注目されている。外需依存度が高い日本の産業構造を象徴するように、これまで輸出関連株を中心に厳しい株価下落を余儀なくされてきたが、ここ一両日は原料輸入に伴い円高で生じるプラス面を評価して買う動きが随所で見られるようになった。 3月18日、急速にドル安/円高が進む中、株式市場では円高メリット関連株が注目されている。写真は2005年10月に東京都内で撮影した株価関連情報表示ボード(2008年 ロイター/Toru Hanai) 原油価格が下落に転じ、関連銘柄の見直し余地が広がるとみる向きもいる。 18日の東京株式市場では、ドル安/円高の一服が好感され、日経平均は反発に転じた。輸出関連株を中心に買いが入ったが、その一方で動きの良さが目立つのが、円高進行が増益要因になると期待される円高メリット関連株。これらの中には