2016年初回の投稿で書いた通り、投資の世界では、全世界的に大混乱の開幕となりました。 1月4日、東京株式市場で582円の大幅安(-3%)を付け、あれよあれよというまに、日経平均株価は2,000円以上も暴落、16,000円台を付けました。 そんな混乱の中、ひときわ大混乱となったのが中国・上海総合市場です。1月4日終値で242ポイント安、-6.9%もの下落幅となり、中国・上海総合市場初のサーキットブレーカーが発動されました。その後も上海の株価は下落を続けています。 年始からのこの混乱を受け、前回の投稿では日本株式市場の現状、今後の動向を分析しました。 今回の投稿では、改めて全世界的な金融市場の今後を分析したいと思います。 金融危機が訪れる可能性は?近い将来、金融危機が訪れる可能性はあるのでしょうか? 一時的な株価下落でなく、本当の意味で危機的状況に陥るには、シンボリックな出来事が起きる必要が