狼少年は、「狼が出た~!」と嘘をつきます。その度に大人たちは棒を持って駆け付け、マジメに狼をやっつけようとしました。しかし、やがて嘘を繰り返す少年の言うことを信用しなくなりました。本当に狼が出たとき、少年は「狼が出た~!」と言ったのですが、大人たちは「また嘘だろう」と信用せず、駆け付けることをしませんでした。そして、その村の羊は狼に食べられてしまいました(あるいは少年が狼に食べられてしまいました)。 …この大人たちの対応は間違っていたでしょうか?間違っていたのは誰でしょうか? ネタ少年は、「それは疑似科学じゃなくてカルトだ!」と叫びました。大人たちはマジメに「それはどういう意味ですか?」と議論しようとしました。しかし、ネタ少年は議論のための議論を繰り返し、大人たちの言うことをはなから理解しようとしませんでした。大人たちはそれでもマジメにネタ少年と対話しようとし、何を主張したいのか、大人たち