6月の総務特集は経費削減、コストカットがテーマ。不況の折、企業の無駄なコストの削減がいつもにも増して叫ばれている。とはいえ、その方法は事務用品の購入から業務のアウトソーシング、オフィスのレイアウトまでさまざまだ。効果的なコストカットとは何かを考えたい。 今回は、『月刊総務』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション刊)が12月に行なった企業の総務担当者465人が対象の調査に注目したい。 調査によると78.1%の担当者が「経費削減」を「全社的な課題として取り組んでいる」と回答した。「オフィス改善」「福利厚生の見直し」「コンプライアンス」なども挙がったがいずれも40%台にとどまり、多くの総務担当者が経費削減に取り組んでいることが分かった。 経費削減対策は、「事務用品の一括購入」(48.8%)が最多。月刊総務によると「2003年、2006年の調査でも最多の回答」とのこと。これに次ぐのは「水道・光熱
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