福岡で始まる「フルバージョン」の新たな未来 「放送と通信の融合」が叫ばれて久しい。地上デジタルテレビ放送や高速な固定/移動体通信網、インターネットを利用した動画配信サービスなどが、めざましい勢いで普及しており、放送局や通信事業者、コンテンツベンダーらも旧来の「放送」「通信」にとらわれない新たなサービス/ビジネスモデルの確立と普及を目指している。 放送局、受信機メーカー、コンテンツ関係者が中心となり、デジタルラジオの実用化を加速させるために設立された「マルチメディア放送 ビジネスフォーラム」もそうした新たなサービス/ビジネスモデルを探るグループの1つだ。2011年のアナログ停波を控え、放送のデジタル化=放送と通信の融合は避けて通れない課題となって各社に立ちはだかっているが、デジタルラジオについてはKDDIの2006年冬モデル「W44S」をはじめ、対応端末が多数出荷されている。 これまでにも、
![ユビキタス特区でマルチメディア放送の未来に挑む――マルチメディア放送 ビジネスフォーラム](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2360ac9bf50f6d5eace877fc6c1abc9e1409c48c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Flifestyle%2Farticles%2F0804%2F22%2Fth_multi_042201.jpg)