海外で人気が高い日本の盆栽を、人形などと偽って検疫を受けずにハンガリーに不正に輸出したとして、埼玉県の盆栽店経営者の男が植物防疫法違反の疑いで書類送検されました。 書類送検されたのは、埼玉県川口市で盆栽店を経営する39歳の男です。 警視庁によりますと、この経営者は去年9月から11月にかけて「ミヤマビャクシン」や「ピラカンサ」などの盆栽4点を「フィギュアの人形」などと偽って箱に入れ、検査官の検疫を受けずに成田空港からハンガリーに不正に輸出したとして、植物防疫法違反の疑いが持たれています。 植物は、病害虫対策として国際的な条約で基準が定められ、輸出や輸入の際に検疫が行われていますが、去年、ハンガリーの当局から検疫の証明書が添付されていない植物が輸入されたと農林水産省に連絡があり、警視庁が捜査していました。 これまでの調べで、店の帳簿などから経営者はほかにも中国やヨーロッパに向けて不正な輸出を繰
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