後藤真希についてぼんやりと考えてる。10年前の僕らは胸を痛めて「ザ☆ピ〜ス!」なんて聴いてた。そしてモニタに映し出される彼女の非凡な存在感に、ひたすら驚かされていた。 やっぱりあの頃の彼女は特別だった。だからこそ、ハロー!プロジェクト卒業後の活動にどうにも納得いってなかったのも事実で。アイドルとしてのずば抜けた身体能力と、持って生まれたカリスマ性、そしてその存在自体が生み出す光と影。そういう魅力がほとんどこちらに伝わってこないことがもどかしかった。 だいぶキモイ感じになってるけど、続けますね。 ソロになって、エイベックスに移籍して、R&B路線みたいなことをやり始めて、まあ正直よくわかんなかったです。コンセプトもパフォーマンスも、別に後藤真希がわざわざやんなくてもいいような感じのものだったから。だからって、ハロプロ時代のつんく♂のプロデュースがベストだったかっていうとそんなこともない。つんく