David Hockney(デビッド・ホックニー)の魅力の一つは”描ききっていない” ところにある。 これはファッションで言う「抜け感」に近いもので、ルネッサンス時代の絵画はこれでもか!と言うくらい細密に塗り重ねて隙間なく描き切っているが、大巨匠の絵画でもその種の絵画を眺めていると四角い画面の中で緊張感で息が詰まってしまう。 David Hockneyは絵の中には「時間」がある。目には見えない「時間」を感じる構図や人との距離感、背景の「ベタ面」などがそれを感じさせる。この「時間」はとても心地の良い”だるさ”を感じさせるものだ。 世のインテリアの好きな主婦の嗜好は「ナチュラル」「北欧」「カフェスタイル」がほとんどだ。その中でも独特なセンスの個性的な人は少ない。 日本のそういったインテリアが好きな人のなかで、断然に足りないのは「絵(アート)」だ。 絵じゃなくポスターはその中でも気軽に買える代物
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