友だちとも、恋人とも違う、同じ目的を共有する「相棒」とはどんな存在? 「相棒」との大切なエピソードを語っていただくこの連載。今回登場してくださったのは、自身初の長編映画「ある船頭の話」を監督したオダギリジョーさんです。 (撮影 馬場磨貴) ◇ 私:オダギリ ジョー(監督・俳優) 相棒:クリストファー・ドイル(撮影監督・監督) Christopher Doyle 1952年5月2日生まれ。オーストラリア・シドニー出身。83年、エドワード・ヤン監督の「海辺の一日」で撮影監督デビュー。90年代はウォン・カーウァイ監督と多くタッグを組み、94年「楽園の瑕」でベネチア国際映画祭<金のオゼッラ賞(撮影賞)>、00年「花様年華」で「カンヌ国際映画祭高等技術院賞」を受賞。その他、「花の影」(96年/チェン・カイコー監督)、「HERO」(2003年/チャン・イーモウ監督)「レディ・イン・ザ・ウォーター」(0