民主党の小沢一郎代表は22日、麻生太郎首相が党首会談での小沢氏の話は「信用できない」として第2次補正予算案の今国会提出を見送る考えを示したことに「僕の話で決めるレベルのことではない。厳しくなっている国民生活を政府がどうするかの問題だ」と批判した。「本当に首相として情けないというか、あまりにレベルが低い」と述べた。福島県郡山市で記者団に答えた。 麻生首相は訪問先のリマで21日(日本時間22日朝)、小沢氏が17日の党首会談で、2次補正の審議・採決に応じる約束をほごにしたら「辞める」と発言したのに、後に否定したとして「信用できなくなった」と述べた。小沢氏は「(会談後の記者会見で)『議員辞職するか』と聞かれたから『そんなことは言ってません』と言った」と説明。党首会談では「党内を説得できずに結果が違ったとしたら、党首としての責任を取ると言った」と反論した。 鳩山由紀夫幹事長は22日、大分県中津市の街