電通総研に立ち上がった「アクティブラーニング こんなのどうだろう研究所」。アクティブラーニングについてさまざまな角度から提案を行っていきます。このコラムでは、ラーニングのアクティブ化に活用できそうなメソッド、考え方、人物などを紹介していきます。 学校のテスト。100点とると、とてもうれしいですよね。それは、万国共通の気持ち。日本の子どもは「100点」をとって喜ぶように、ロシアの子どもは、「5」をとって喜び、 アメリカの子どもは「A」をとって喜ぶ。 数字だったり文字だったりするが、全てに共通することは最高得点であること。 でも、同じ「最高得点」でも「最高得点」をたくさん与える主義と、なるべく与えない主義というのが国によってあるようだ。フランスの学校に転校して、そう感じた。いくらとても良くできたテストでも、16/20以上はなかなかとれない。特に正解がない問題が多く出題されるフランス語などの授業