2012年5月21日、日本全国で天文ファンのみならず多くの方々が日本国内で25年ぶり、首都圏近郊では173年ぶりの天体ショー「金環日食」を見あげ、大きな関心を得ました。 日食とは、太陽と地球の間に月が入り込み、太陽の一部または全部が隠れる自然現象ですが、金環日食は完全に太陽が隠れず、リング状の太陽が見える特に珍しい現象でした。 このページは金環日食をお楽しみいただくための基礎知識としてご用意したものですが、世界各地で見ることができる日食全般でご利用いただけるため、その撮影ポイント、機材などを引き続きご紹介します。 ※本ページで紹介する金環日食の画像は、太陽の写真に黒い円形を重ねて合成したイメージです。 太陽周辺のグラデーションなどは、実際に金環日食を撮影された際と異なる場合がございます。 太陽からはたいへん強い光(目に見える光の他、紫外線・赤外線など目に有害な光も含まれます)が出ています。