ものの分類をするために使える発想でもある「集合」。今回は、数学においても重要な役割を果たす「集合」に関連した雑学数学を紹介しましょう。 色々な形のベン図 集合の単元で出てくる「ベン図」、名前はピンとこなくても形を見れば思い出す人もいるのではないでしょうか。ベン図とはこのような図のことです。 数学好きにはおなじみの、集合について直感的に理解することができる表現手法ですね。名前の由来はイギリスの数学者ジョン・ベン (John Venn)によるもので、彼が考え出した表現手法とされています。 上のベン図で基本をおさらいします。ある集合Aをたとえば「2の倍数」とし、集合Bを「3の倍数」としたとき、Aによって囲まれたところには「2の倍数」が含まれ、Bによって囲まれたところには「3の倍数」が含まれます。そして2つの円が重なった色が濃くなった領域には「2の倍数かつ3の倍数」、つまり「6の倍数」が含まれるこ
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