これまでの日本では教育問題や教育政策についての議論は社会政策と分離して論じられる傾向が顕著だったように思う.私は入会しているが,社会政策学会に入会している教育学者というのは何人いるのだろう(あ,ぼく教育学会には入ってなかったw.どう見ても教育学者じゃないかw...あはっ).社会学者はそれより多いか.しかし教育社会学者はきわめてわずかであるはずだ."Social Policy" といえばそこに "Education" も含まれているのが当たり前の海外の状況と見比べると際立つ現状なのではないか(←よく知らんけど). けれども現代の経済のグローバル化や情報化に伴う雇用機会の移動・流動化や労働の質的変容のもとで労働と教育(人的資本形成)とのリンクはかつてなく重要性を増しているし(education-based society),子世代への教育上の機会均等政策は親世代への雇用・社会保障面での社会政策