撮影技法上、非常に重要な内容について解説する。 初級者から上級者に至るまで、必読としてもらいたい。 「画角感覚」については以前から何度か述べている。(cf:ズームと単焦点の構図感覚) これは、すなわち、ある焦点距離のレンズを使用した際に、どのくらいの範囲が 写るかということを意識する技術の事である。 一般にこの感覚はズームレンズのみを用いている初級者は身に付けにくく、 単焦点レンズを多用することで経験的に会得するものである。 「画角感覚」を得ることで、構図感覚のみならず、その背景をどのように処理するかとか パースペクティブの変化(cf:ズームレンズの効果)とか、あるいは、アングルに よる差異を理解することができるようになる。 ズームレンズのみを使っている初級者の場合、一般的な画角感覚は以下の説明写真に 表されるようなものであると思う。 たとえば、同じ位置にとどまって撮影する場合、この画面全
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