【AFP=時事】スープ麺からアダルトグッズまで、何でも売っているタイの首都バンコク(Bangkok)の観光名物の屋台が、歩行者の妨げになっているとの理由で当局から移転・撤去を迫られている。 会合は屋台で、インドネシア官僚にお達し 何千軒もの屋台を表通りから小道へ移転させたり、日中の出店を禁止したりする政策は、軍事政権によるタイの「イメージアップ」キャンペーンの一環だ。 バンコクの人々は昔から、食事や日用品を安く提供してくれる屋台と共存してきた。一方で、観光客を狙った偽ブランドのバッグや海賊版DVDが売られているのも事実だ。 街の通りにずらっと並ぶ屋台は、東南アジアで最も活気あふれるバンコクの象徴だ。だが、国民の中からも歩行のじゃまだと不満の声が上がり始め、公共スペースの利用法が検討されるようになった。密集した首都の「交通整理」は、昨年5月に軍が政権を掌握してから加速。国の「秩序回復」