Googleのデータセンターは全世界に36あると言われているが、その一部を同社のJeff Dean氏がサンフランシスコで開催された同社のI/Oカンファレンスで明らかにしてくれた(本家/.記事より)。 Dean氏は「より信頼できるハードウェアを一定数揃えるより、それより信頼性は劣るかもしれないハードウェアを2倍の数揃える方がよいと我々は考えている」と発言し、「信頼性はソフトウェアのレベルで提供するべきである」との考えを明かした。「1万台のマシンが動いているとすれば、毎日何かがダウンするに決まっている」からである。 ハードウェアを当てにできないのは、新規にクラスタを稼働させるときの状況をみれば明らかだそうで、Googleのクラスタはおよそ1800台のサーバから構成されているが、稼働開始年度の典型的なケースでは、1,000件の個別のマシン障害が発生し、ハードディスクドライブの障害は何千件という単