2008年07月14日19:20 カテゴリコンピューター将棋 将棋における人間とコンピューター雑感 小林秀雄の「考えるヒント」の「常識」で、小林が中谷宇吉郎博士に問う。 ―もし、将棋の神様同士が対局したらどうなるだろう。 ―馬鹿なことを言うな。 ―とにかくどんなに時間がかかってもいいから、もししたらどうなる。 ―無意味な結果になるだけだ。 ―先手必勝か後手必勝か千日手になるんだな。 ―そういうことだ。 ―じゃあ振り駒で決まるんだな。 ―無論そうだ。 ―もし、神様なら振り駒の結果もお見通しだな。 ―そうだ。 ―じゃあ、神様を二人仮定したのが間違いだったということだな。 (そのままの引用でなく私の要約です) きれいなオチがついているが、これが将棋というゲームの変わらぬ本質なのである。どんなに指し手の可能性が天文学的数字で、人間にも現在のコンピューターにも計算不能だとしても、あくまで組み合わせの
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