ダイアモンドの犬(原題:Diamond Dogs)は、イギリスのミュージシャンであるデヴィッド・ボウイの7枚目のスタジオ・アルバム。 1974年5月31日にRCAレコードよりリリースされた。 その後、1990年にEMI(米国ではRYKO)よりCD化され再発売されており、その際ボーナストラックとして未発表テイクが2曲追加収録されている。また、2004年にも再発売されており、その際は2枚組で8曲がボーナストラックとして追加収録されている。 概要[編集] 前2作『ジギー・スターダスト』『アラジン・セイン』において虚構のスターを演じるというコンセプト・アルバムを立て続けにヒットさせていたボウイは、パブリック・イメージからの脱却のために「引退」宣言を行い、次作のコンセプトの検討をしていた。この頃、スタッフやバックバンドとのトラブルに巻き込まれ、精神的に追い詰められていたボウイは、僅かな食事と薬に頼る