新渡戸稲造著“BUSHIDO,THE SOUL OF JAPAN”は英語で書かれ、明治32(1899)年にアメリカで出版された。その後、日本語はもちろん、ドイツ語、フランス語はじめ様々な言語に翻訳され、今も読み継がれている。 「新渡戸(1862-1933)は、武士道の淵源(えんげん)・特質、民衆への感化を考察し、武士道がいかにして日本の精神的土壌に開花結実したかを説き明かす」(岩波文庫版『武士道』のカバー解説より) 近年この本は、映画「ラストサムライ」の公開とともに脚光を浴びた。その後、ベストセラー『国家の品格』(藤原正彦著)が本書を引いて「情緒を育む精神の形として『武士道精神』を復活すべき、と20年以上前から考えています」等々と書いたことから、今も書店に平積みされ売れ続けている。 ※参考:共感・同感!『国家の品格』(当ブログ内) http://blog.goo.ne.jp/tetsuda
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