「反転授業」が大学で広がり始めている。教室で講義を受け、自宅で課題に取り組むやり方を「反転」。あらかじめ家でパソコンやスマートフォンを使って説明動画を見てきて、大学では議論や実習をする。一方通行の講義を変えるとともに、学生にも予習を求める試みだ。 ■教員「説明省ける」 学生「理解深まる」 1月6日、東京国際大学(埼玉県川越市)。商学部の河村一樹教授のゼミで、1年生7人が自己紹介ならぬ「他己紹介」をした。仲間の情報を本人から聞き取り、全員の前で発表する。 「彼は身長173センチ、背の低い僕からすると、うらやましい。キックボクシングをしているそうです」 事前に4年生がつくった「プレゼンテーションのしかた」の約15分の動画を見てくる。授業はそれを実際にやってみる時間だ。この日は、ほとんどの学生が視聴してきていた。 河村教授が反転授業を始めたのは昨年12月。学生が前もって説明の映像を見てくれば、教
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