発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第448回目は『Starship Theory』を紹介する。 『Starship Theory』は宇宙を舞台としたシミュレーションゲームだ。コンセプトやビジュアルは『FTL: Faster Than Light』(以下、FTL)を思わせる。その印象に違わず、宇宙を舞台に乗員に指示を与えつつ、災害や敵との交戦しながら少しでも長く生存するという基本的なゲームデザインは『FTL』に近いと思ってもいい。異なる点といえば、『FTL』はエリア制を採用しており、エリアを移動するごとにイベントが発生するという形であったが、本作のマップシームレスだ。くわえて、生き残るために宇宙船を改造し拡張したり、乗員を管理及び鍛錬するといった『RimWorld』のようなシビアな経営も要素として含ま