私は高校を卒業後、運送会社で3ヶ月働きましたが、力仕事に向かず辞めて就職活動をしました。希望の会社は何処も不採用で学才時代からアルバイトをしていた喫茶店でアルバイトをしながら仕事を探す事にしました。なかなか就職先が決まらなかったのでマスターが藤田珈琲を紹介してくれました。藤田社長には「男は仕事が一番」「仕事はロマンであり人生」「商売人は命の次にお金が大事」「人を助ける」などを教わり私の人生の基本の考えになりました。「人を助ける」はいまだに実践出来ていません、おそらく一生できないしょう。 その後、22歳で「珈琲」と「作業服」を販売する会社を自営しました。始めて「代表者」を付けた名刺を作った時の喜びは今も鮮明です。しかし、現実はきびしく、何の準備も計画もない事業は半年で終わりました。その時、喫茶店を友人が経営する話があり、私も仲間にいれてもらいました。中央市場の近くにあり、早朝6:30から夜2