いよいよ決算、固定資産の入力と減価償却とは 膨大な領収書との格闘が済んだらいいいよ決算だ。ここでも知人から質問された固定資産と減価償却について少し解説しておこう。10万円未満の備品などは消耗品費としてその年に全額経費にできるが、10万円以上のものは固定資産と呼ばれ耐用年数に分割して経費とする。 例えば300万円の車を購入した場合、300万円が買った年の経費になるわけではない。車は耐用年数が6年なので、50万円ずつ6年に分けて経費とする仕組みとなっていて減価償却という。耐用年数はテレビは5年、PCは4年、カメラは5年、鉄筋コンクリートの事務所は50年などと定められている。 実際にやよいの青色申告12で固定資産を購入した場合の処理をしてみよう。3月12日に12万円のPCを購入した場合、簡単取引入力から[現金][固定資産]、PCを購入した[取引日付][金額を入力する。仕訳を見ると借方が「工具器具