少し変わった例として、羽田空港の女性用トイレがある。2008年12月から羽田空港の2つのターミナルビルにある女性用トイレ65カ所、合計355の「個室」に7インチのデジタルサイネージを設置。平均滞在時間が約2分であることを考慮し、15秒のCM7本と空港情報1本を1つのコンテンツとしてパッケージ化して流している。 また、病院の待ち時間は平均約40分と言われる(メディアコンテンツファクトリー調べ)。待ち時間のつぶし方は、ロビーなどに設置されたテレビの視聴が7割強を占める。病院がデジタルサイネージを導入し、待ち時間の目安、患者の呼び出し、診療時間の変更のお知らせ、健康情報などを流せば、その効果も高い。 デジタルサイネージは “out of home media” とも呼ばれる。出先での簡易な情報入手のための手段だ。ポスターなどの紙媒体との違いは、コンテンツを自在に表示できる点にある。 動画が表示で
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