要約 メモリが1GB〜2GBのマシンで、最近発売された8GB以上のUSBメモリをReadyboost専用に設定すると1000円以内でそれなりの満足を得られる。 本文 Windows Vistaの登場時に、新機能としてUSBメモリを活用して高速化できるという一種の救済措置が搭載されていた。しかし、この機能を利用しても速度が劇的に改善するわけではないため、半分死んだ機能になっていた。効果が低かった大きな理由は、Readyboostの本領発揮には数GBの容量と高速な読み書きを備えたUSBメモリが必要だったからである。これを満たす性能のUSBメモリは、Vista発売当初は1万円以上の値が張り、そんな投資をするくらいなら素直にメモリを買い足した方がよほど効果的だった。しかしここにきて、Readyboostの利用価値は高まっている。 まずUSBメモリの利用が以前に比べずっと手軽になった。第一に、USB