Java ヒープを解析する際、jhat や Memory Analyzer といったツールを使うことになるが、これらのツールの内部では OQL (Object Query Language) という言語が使われ、ヒープを解析している。 SQL ライクに記述できるこの言語を手で打って使用することは滅多に無いが、稀に手動で OQL を実行した場合がある。そのようなとき、日本語版のドキュメントがどうにも見当たらなかったので visualvm の OQL Help(http://visualvm.java.net/oqlhelp.html)の日本語版をここに記述しておくことにする。 OQL は、手動で実行しないだけで、Java ヒープ解析時には必ず使われる言語であるのだがいかんせんまだ完成度が高いとは言えない。というのも、とにかく実行に非常に時間がかかる。少し大きいヒープダンプに手動のクエリを打っ