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  • 爆音、噴煙、人が埋もれた 下山者、ザックに命救われる:朝日新聞デジタル

    うつぶせのまま噴煙をかぶって埋もれていく人が3人はいた」 噴火当時、御嶽山の山頂付近にいて28日午前に岐阜県下呂市に下山した女性3人が報道陣の取材に応じ、噴火当時の様子を生々しく語った。 千葉県松戸市の69歳と73歳と、栃木県日光市の65歳で、いずれも主婦。3人で登っていた。 山頂の剣ケ峰。御嶽神社の社務所の裏で、昼べようとザックを下ろした時だった。「すごい爆音が聞こえて、見たら噴煙が上がっていた」 うち2人は、社務所のひさしの下に頭を入れて逃げ込み、「命拾いした」。岩が落ちてくる。「肩や頭をけがした人たちがいた。うつぶせのままちぢこまり、灰に埋もれていく人が数えただけで3人はいた」 辺りは一時、噴煙で真っ暗になった。足元に灰が積もり、「これで熱くなったら、死んじゃうんだろうな」と思った。しばらくすると明るくなり、順に抜け出したが、体が埋まってリュックやストックだけしか見えず、動か

    爆音、噴煙、人が埋もれた 下山者、ザックに命救われる:朝日新聞デジタル
  • ダンス規制、教室は除外へ クラブは店内の明るさで判断:朝日新聞デジタル

    客にダンスをさせる営業の規制緩和を検討してきた警察庁の有識者会議は10日、ダンス教室を風俗営業法の規制対象から外すよう求める報告書をまとめた。風営法から「ダンス」という文言を削除。暗い空間で大音量の音楽を流すクラブは、店内の暗さや営業時間に応じて規制する。警察庁は秋の臨時国会に改正法案を出す。 報告書は、客に飲をさせないダンス教室やダンスホールについて「売春事件が発生するなどの問題は生じていない」などと指摘。「風営法の規制の対象から除外しても特段の支障は生じない」と結論づけた。 飲をさせるクラブもダンス自体で規制することはやめ、店内が照度10ルクス(上映前の映画館の明るさに相当)超で、午前0時までの営業であれば、通常の飲店と同じ扱いにする。午前0時以降に営業する場合は新設の「深夜遊興飲店営業」として許可制にするが、原則として24時間営業を認める。 10ルクス以下の場合は風俗営… こ

    ダンス規制、教室は除外へ クラブは店内の明るさで判断:朝日新聞デジタル
  • 10個の時計に救われた命 50代男性:朝日新聞デジタル

    脱北者の証言:7 男性(50代) 2001年冬に脱北(2002年9月に日入国) ――なぜ北朝鮮で暮らすことになったのですか。 私が日から北朝鮮に渡ったのは1972年。姉は昔から真面目で、朝鮮総連の教育を信じていて、学生のときから北朝鮮に行くと決めていたそうだ。北朝鮮はやる気があれば性別問わず勉強ができると信じていた。 父母は自分が小学校の時に離婚。自分と兄2人と姉のきょうだい4人は父親の戸籍に入っていたが、父親はばくち好きで家に帰ってこなかった。「北朝鮮に肉親がいるわけではないが、肉親がいる日でもこんな生活なんだ」と思い、北朝鮮に行くことにした。北朝鮮は社会主義だから、人が学びたいと思えば勉強できると教えられていたし、それを信じていた。 姉が住んでいた社宅で隣人に、「時計や服の生地を持って行け」と言われたことがあった。そんなものいらないと思ったが、心配したその隣人が無理やり日の腕

    10個の時計に救われた命 50代男性:朝日新聞デジタル
  • 脊髄の損傷を迂回、腕からの信号で歩けた 人工回路開発:朝日新聞デジタル

    脊髄(せきずい)損傷で足が不自由な患者らの治療につなげようと、損傷部分を迂回(うかい)する人工回路を開発して、脳からの電気信号を伝える研究を続ける生理学研究所(愛知県岡崎市)が、手の動きを足に連動させて動かすことができる新たな人工回路を開発し、発表した。 13日付の米科学誌「ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス」(電子版)に掲載された。 同研究所の西村幸男准教授(42)によると、脳からの信号を伝える脊髄が傷つくと、腰にある歩行中枢とのつながりが途絶え、歩行障害や下半身マヒが起きることがある。 西村准教授らは昨年4月、首周辺の脊髄の損傷部分を迂回して手を動かす人工回路をサルを使った実証実験で成功させたと発表したが、今回の実験は、胸の辺りの脊髄を損傷し、足は動かないが手は動かせる想定の健常者で実施した。 従来の研究では電気信号を解読するために電極を埋め込むなどの手術が必要だったが、今回は手術な

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  • 枝野氏、「逆方向から批判」 自身の発言にコメント:朝日新聞デジタル

    朝日新聞は5月18日のデジタル版で、「自分の国を自分たちで守ることについてはモチベーションがあるので、個別的自衛権を行使するための軍隊は志願兵制度でも十分成り立つ。しかし中東の戦争に巻き込まれ、自衛隊の方が何十人と亡くなるということが起きた時に、今のようにちゃんと自衛隊員が集まってくれるのか真剣に考えないといけない。世界の警察をやるような軍隊をつくるには、志願制では困難というのが世界の常識だ。従って集団的自衛権を積極行使するようになれば、必然的に徴兵制にいかざるを得ないと思う」と(自身の発言を)詳細に引用しています。 これらの報道に対して、ネット上で、まったく逆方向から2種類の批判がなされたのです。 一つは、この記事から「枝野は徴兵制を採用する必要がある(あるいは、採用しよう)と主張している」と受け取った、ハト派や従来の護憲派と思われる方々からの批判です。 もう一つは、「世界の警察をしてい

    waniza
    waniza 2014/08/13
  • 創業者「乗っ取り」 経営陣「改革」 きしむローランド:朝日新聞デジタル

    電子楽器最大手のローランド(浜松市、東証一部)が上場廃止を目的に始めた経営陣による自社株の買い取り(MBO)期間が14日終了した。取得した株は全体の82・92%。この結果、今秋にも上場廃止となる。米国のファンドの支援を受けてのMBOをめぐっては、ローランド創業者の梯(かけはし)郁太郎氏(84)と会社側が真っ向から対立。「攻防」は最後まで続いた。 株主総会で質疑2時間 「悪辣(あくらつ)な乗っ取りだ」 6月27日午前、JR浜松駅前の百貨店ホール。梯氏の声がマイク越しに響き渡った。ローランドの株主総会での一コマだ。 梯氏は「よりによって米国ファンドとは」と、車いすから立ち上がり、ファンドの介入を批判。対する三木純一社長は「乗っ取り」批判に強く反論した。「これまで現経営陣の排除もない」と答えたが、きしむやり取りは平行線が続いた。 ローランドによると、ファンドと共同したMBOはローランド側が打診。

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  • ブラック企業撲滅、計画策定を提案へ 産業競争力会議:朝日新聞デジタル

    政府の産業競争力会議は28日、法令に違反して労働者を酷使する「ブラック企業」の対策について議論する。民間議員が、労働基準監督署の強化などを盛り込む「ブラック企業撲滅プラン」を年内に策定することを提案する予定だ。 厚生労働省によると、日は雇用者1万人当たりの監督官数が0・53で、ドイツの1・89やフランスの0・74を下回る。プランでは労基署の人員を増やし、定期監督や立ち入り調査を徹底するほか、通報制度を充実させる考えだ。 また、優良企業を表彰したり、ハローワークの求人掲示に従業員の定着率や残業時間を提示したりする。国家公務員についてはプランとは別に、年内に長時間労働の実態を把握し、是正を促すよう政府に求めるという。田村憲久厚労相は27日、「若者の使い捨てが疑われる企業はしっかり指導していきたい」と語った。

    waniza
    waniza 2014/05/28
  • ベトナム「中国船80隻が攻撃」 南シナ海掘削に抗議:朝日新聞デジタル

    ベトナム政府は7日、記者会見を開き、南シナ海・西沙諸島(英語名パラセル)近海で「中国が掘削活動に着手し、周辺に約80隻の中国公船などが集まってベトナムの巡視船などに衝突や水砲で攻撃を繰り返している」と発表した。衝突で6人が負傷したと主張。映像や写真も公開し「深刻な主権侵害だ」と訴えた。 現場はベトナム中部沖約221キロ。中国は3日、「2日から8月15日まで掘削を行う」と通告し、機材を運び込んでいた。ベトナム政府は「完全にベトナムの排他的経済水域(EEZ)と大陸棚に属する」と猛抗議。アジア重視を掲げる米国にも危機感が広がっている。 会見でベトナム側はビデオや写真などを使って説明。映像などは2~7日に撮影され、中国船がベトナムの巡視船に衝突し、甲板の一部が破損▽中国船がベトナム船に向かって水砲を発射▽割れたガラスで負傷した船員が手当てを受ける場面などが映されていた。

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  • 腸の難病、健康な人の便で治療? 慶大病院が臨床試験:朝日新聞デジタル

    下痢や腹痛などを繰り返し、薬で治らない腸の病気に悩む患者の腸に、健康な人の便を移す臨床試験を、慶応大病院が始めた。患者の腸内では免疫力を高める細菌などが適切に働いていないが、菌の宝庫である便を移植することで、症状が治まる可能性がある。 人間の腸内には数百種類、数百兆個の細菌がすんでおり、免疫や栄養素の分解などにかかわっている。しかし、大腸粘膜に潰瘍(かいよう)ができる潰瘍性大腸炎など腸の病気の患者では、細菌の種類も個数も少ない。 慶応大は3月下旬、臨床試験の1例目となる潰瘍性大腸炎の40代男性に親族の便を移す「便微生物移植」を行った。

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  • 話題性抜群!新作トイラジコン - ショッピング特集:朝日新聞デジタル

    ナノスパイダー 人気のクアッドコプターをもっと手軽に! 全長46mmと指に乗るほどの極小サイズを実現して話題となった「ナノスパイダー」。体には8個のLEDを搭載し、ライトアップ飛行が可能。見た目の楽しさだけでなく、暗闇で見失うことも防いでくれる。習熟度に合わせて3段階の操作レベルが用意されているので、初心者から上級者までたっぷり楽しめそう。

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  • 電車にひかれ6時間 足切断、自ら119番 JR唐津駅:朝日新聞デジタル

    26日午前4時10分ごろ、佐賀県唐津市のJR唐津駅にいる男性から携帯電話で「電車にひかれて足を切断した。救急車をお願いします」と119番通報があった。市消防署の救急隊が駆けつけたところ、唐津駅1番ホームに約6時間前に回送されて停車していた電車の下に、佐賀市内の50代公務員男性が、左足のひざから下がほぼ切断された状態で倒れているのが見つかった。男性は佐賀市内の病院に搬送されたが、意識はあるという。 県警唐津署によると、電車は6両編成で、25日午後10時半ごろ、回送車両として唐津駅に到着。そのまま停車し、26日午前5時39分に出発予定だった。 男性は25日夜、同僚と唐津市内で酒を飲み、午後8時半ごろ、佐賀方面に帰るため唐津駅構内で別れたという。佐賀方面への最終は1番ホームから午後9時38分発だったが、男性は乗らず、ひかれた電車が到着するまでの目撃情報もないという。 男性は「よく覚えていない」と

    電車にひかれ6時間 足切断、自ら119番 JR唐津駅:朝日新聞デジタル
  • ソチの先住民、複雑な思い 弾圧の歴史、政府は認めず:朝日新聞デジタル

    各国の選手が熱戦を繰り広げるロシア・ソチ五輪。だが、この感動の舞台を複雑な思いで見つめる人たちがいる。ソチ一帯にかつて住んでいた先住民族チェルケス人たちだ。五輪会場の山岳部はかつて、ロシア帝国による弾圧があった場所でもある。 スキーやスノーボード競技が開かれているクラースナヤポリャーナ地区から約100キロ離れた自宅で、ザウルビ・チュンディシコさん(48)は、ロシア選手の活躍を伝えるテレビ中継を険しい表情で見つめた。「五輪は素晴らしいと思う。でも正直、素直に喜べない」。その理由は150年前の出来事にある。 クラースナヤポリャーナ地区やソチを含む一帯には、かつて約200万人の先住民族チェルケス人が住んでいた。そこへ18世紀後半にロシア帝国が侵攻し、「カフカス戦争」が勃発。戦争最後の年となった1864年、帝政ロシア軍によって、約30万人が殺されたとされる。

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  • ソチ市長「ソチにゲイはいない」 BBCの取材に:朝日新聞デジタル

    2月7日開幕の冬季五輪の舞台となるロシア南部・ソチの市長が、「ソチにはゲイ(同性愛者)はいない」などと英BBCの取材に答えた。ソチ五輪をめぐっては、ロシアで性的少数者の差別につながる恐れのある法律が昨年成立し、世界各地でボイコット運動が起きた。市長の発言は、新たな波紋を広げそうだ。 BBCは「プーチンのゲーム」と題し、ソチ五輪をめぐる開発利権や汚職などの問題点を報告する番組を制作。その中で、ソチのパホモフ市長にもインタビューした。 BBC電子版によると、記者は「ソチではゲイの人たちは自身の性的指向を隠さざるを得ないのか」と質問。市長は「違う。(ソチがある)カフカス地域ではそんなことは許されない。それにソチにはゲイはいない」と答えた。

  • レーシック手術、4割が「不具合感じる」 消費者庁調査:朝日新聞デジタル

    【小泉浩樹】消費者庁は4日、視力回復のレーシック手術を安易に受けることは避け、リスクの説明を十分受けるようにと注意喚起した。同庁の事故情報データバンクには危害発生の情報が5年間で80件寄せられたほか、手術経験者へのアンケートでは4割以上の人が何らかの不具合を感じていたという。 レーシック手術とは、角膜の表面を薄くめくり、下の層にレーザーを当てて削った後に表面を戻し、近視や乱視を矯正する手術。 同庁によると、事故情報データバンクには「目の表面に激しい痛みがあり、寝たきり状態になった」「ドライアイで10分ごとに目薬をささないと目を開けていられない状態」といった情報が寄せられている。今年11月におこなった手術経験者600人へのアンケートでも、259人(43%)が何らかの症状や不具合が生じていると答えたという。 同庁は、手術前に合併症などについての説明を十分受けなかったとみられる例があり、インター

  • 「軍事情報はやばい」その雰囲気が恐い 基地監視団体:朝日新聞デジタル

    【其山史晃】「追跡!在日米軍」を掲げ、17年間にわたり全国の米軍基地の動きをウオッチし、インターネットで発信し続けてきた市民団体がある。メンバーは、特定秘密保護法案の行方を不安な思いで見守っている。「軍事=秘密」という風潮を招かないか――。 米海軍横須賀基地を見渡す神奈川県横須賀市のヴェルニー公園。基地監視団体「リムピース」の編集長を務める頼和太郎さん(65)が米軍のイージス艦の撮影を始めると、どこからともなく近づいてきた中年男性が「(原子力空母)ジョージ・ワシントンの帰港日、つかんでます?」とささやいた。 男性は米軍や自衛隊の艦船の写真撮影が趣味のいわゆる軍事マニア。何度か顔を合わせるうちに会話を交わすようになったという。男性は「基地に対する見方は違うけど、色々な立場があっていい。リムピースのホームページ(HP)は米軍の動きを把握するために必読の情報源」と話す。 リムピースは1996年に

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  • 朝日新聞デジタル:朝日新聞記者の不正アクセス容疑について - 社会

    パソコン(PC)遠隔操作事件で、「真犯人」と名乗る人物が報道機関や弁護士へ送り付けた犯行声明メールのアカウント(以下:当該メールアカウント)への当社記者のアクセス(以下:当該アクセス)についての当社の見解は以下の通りです。      ◇  当社は、顧問弁護士とともに詳細に事実関係を調べ、検討した結果、当該アクセスについて「不正アクセス禁止違反の犯罪は成立しないことが明らか」と判断しています。 以下、その理由をご説明します。 【1】「不正アクセス禁止法」違反罪の構成要件に該当しない ■「当該識別符号の利用権者」がアクセスを承諾していた  「不正アクセス行為」の構成要件を定めた不正アクセス禁止法第2条4項は「当該アクセス管理者又は当該識別符号に係る利用権者の承諾を得てするものを除く」と明記しています。 当該メールアカウントを使用した犯行声明メールは昨年10月9日、報道機関や弁護士に送信されまし

  • 朝日新聞デジタル:フェイスブック活用術、安倍首相の妻・昭恵さんに聞く - 政治

    インタビューに答える安倍昭恵さん=17日午後、首相公邸、樫山晃生撮影フェイスブック用の写真を撮ったり、投稿したりするのに使うスマートフォンを手にインタビューに答える安倍昭恵さん=17日午後、首相公邸、樫山晃生撮影  自らもフェイスブック(FB)で発信している安倍首相の昭恵さんに、FBの活用術や「安倍流発信」について聞いた。      ◇  安倍昭恵さんとの主なやりとりは次の通り。  ――FBを始めたきっかけはなんですか。  「第1次内閣のときにブログを始めました。週刊誌などで私の思いと違うことが書かれてしまう時があり、自分の言葉で語れるものがほしかったんです。退陣後、FBにも入りました」  「最初は自分のことを書いていましたが、主人がご飯をべている写真を載せたときに、『いいね!』の数がポンと上がり、ああ、主人のことみんな見たいんだ、みんなすごく興味津々なんだと思いました。FBは主人の

    waniza
    waniza 2013/05/31
  • 朝日新聞デジタル:むだ毛のない肌、欧州男子の常識(「なぜ」を訪ねて) - 国際

    ロンドン五輪で銀メダルを獲得したマルセル・グエン選手。わきの下はツルツルだ=ベルリン郊外、玉川透撮影ロンドン五輪の体操・男子種目別でゆかの演技をする内村航平選手=2012年8月、森井英二郎撮影風呂場でむだ毛と格闘する筆者  【むだ毛の森に迷い込んだ玉川透(前ウィーン支局長)】メダルラッシュに日中が沸き立った昨夏のロンドン五輪。当時、ウィーン特派員だった私は、男子体操で火花を散らす日の内村航平選手(24)と、ドイツのマルセル・グエン選手(25)に目が釘付けになった。正確には、2人のわきの下に。  個人総合で金メダルを決めた内村選手がガッツポーズした瞬間、あふれるモジャモジャ。かたや、銀メダルのグエン選手は大理石のようにツルツル。  私は毛深い。胸毛はないけど、わきやすねはかなり濃い。思春期はコンプレックスだったが、今は「男らしさ」と誇りに思う。なのに、あんなツルツルを見せつけられたら、心

  • 朝日新聞デジタル:報道の主役、被災者よりも指導者 中国・四川地震 - 国際

    中国四川省の蘆山県で23日、雨を避けながら朝のちまきをゆでる住民ら=小山謙太郎撮影中国蘆山県の中心部は23日午前、地震発生後初となる格的な雨に見舞われた。避難所のテントは防水が十分ではないものも多い=小山謙太郎撮影  【蘆山(中国四川省)=小山謙太郎、北京=奥寺淳】中国四川省を襲った地震は23日午前、生き埋めになった人の生存の節目といわれる発生から72時間が過ぎた。震源地の同省雅安市蘆山県はこの日、地震発生後、初めて格的な雨が降った。中国政府は救援が遅れた地域での人命救助を続けている。  国営新華社通信によると、同日朝までに確認された死者は193人、行方不明者は25人、けが人は1万2211人となった。  蘆山県の中学校の避難場所ではテントを70張り設置、1500人が寝起きする。テントの床は防水ではない。がれきを積んで板を渡し、物がぬれないようにしている。  9人家族で避難している楊国

  • 朝日新聞デジタル:水銀の規制「水俣条約」と命名し合意 政府間交渉委 - 国際

    スイスで開かれた水銀規制条約制定の政府間交渉委員会は19日朝、新条約の内容で合意し、名称を「水俣条約」と決めた。水俣病の原因物質で、今も世界各地で健康被害や環境汚染が指摘される水銀の使用や貿易、排出などを国際的に規制する仕組みができる。10月に熊県で開かれる会議で正式に採択される。 関連記事「水俣条約」命名に反対の声 研究交流集会始まる 熊(1/13)水俣病の悲劇、繰り返さぬ 新条約に水銀対策盛る方針(1/8)「水俣条約」命名反対 患者団体「教訓反映を」 熊(12/28)水銀の輸出入・排出を制限 「水俣条約」1月に合意へ(12/25)16品目、水銀制限へ 血圧計やランプ 条約交渉(1/19)水銀、禁止18製品提案 「水俣条約」命名へ 政府間交渉開始(1/14)