川崎宗則が昨年の7月11日にヒーローインタビューで発した「See you tomorrow」という言葉は、あまりにキュートだと世界中にファンを生んだ。 イチローにはなれるかもしれない。 あれだけ細くて、誰よりも活躍できている。おれは小さい体だからと、どこかであきらめてる。こんなんじゃ、ダメだって、勇気をもらった。 今のおれにはそんなこと、絶対に言えないけど、何も知らない中学生だったおれは、イチローにできるんだからおれにもできるって、思った。見た目だけの判断だったのかもしれない。あんなに体の細いイチローにできる。体のでかいピッチャーを倒せる。ヒットや ホームランをいっぱい打てる。 まるで、スーパーマンじゃないか。 昼には普通のサラリーマンなのに、いきなり夜はとんでもなく強い。イチロー選手を見たとき、そう思った。こんな細い体で打てるわけがないのに、なぜ誰よりも打てているんだと、イチロー選手を見