このページでは、登山で最もよく起こりやすい足首のねんざ、ヒザ痛、転んだ時に手を突いて手首やヒジや肩を傷めた場合の対処法を説明しています。 どの場合も、RICE(後述)を基本原則としてケガした部位を固定し、自力下山する場合は負担をかけないように歩く事が大事です。 この場合に注意したいことは以下のとおりです。 足の場合はトレッキングポールや木の枝を杖にして負担を軽くする 荷物は他のメンバーが分担して持つか、デポする 血が止まるくらいきつく固定・圧迫していないか時々チェックする 足首を傷めた(ねんざ・骨折) 同じパーティーのメンバーが実際にねんざしたのは朝日連峰からの下山の時でした。しかもガレ場で気を抜いたら転落しそうな場所ではなくて、ただただ単調に下っていく長ーい木の根道でのことでした。あと数時間歩いたらゴールという登山の最終段階でのことです。 やはり疲労が溜まってくると足の置き方にも注意が散