イギリスは未だ階級社会である。それは最近勃発したロンドン暴動でクローズアップされた。イギリスには大まかに分けるとアッパークラス(貴族・上流階級)、ミドルクラス(中流階級)、ワーキングクラス(労働階級)、アンダークラス(貧民階級)が存在するそうだ。階級により住む場所も異なり、自分がどの階級に属しているのか一目瞭然でわかってしまう。 イギリスの人口のほぼ半数がワーキングクラスと言われているが、最下層のアンダークラスは、ほとんど教育らしい教育を受けておらず、低所得者専用のアパートで生活保護だけを頼りに暮らしていたり、家を持たないホームレスな人々のことを示す。ここまで明確に階級の区別があり、現在もそれが根強く受け継がれているという文明国家イギリス。そしてイギリスだけでなく、多かれ少なかれ他の国にも階級社会が存在するという事実は、一億総中流社会と言われた日本人にとってはあまり実感がわかないかも知れな
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