大型で非常に強い台風15号は、26日午後には非常に強い勢力を保ったまま沖縄本島地方に接近する。沖縄気象台は25日、異例の記者会見を開き「近年にない記録的な風や雨が予想される」として、1956年に那覇市で観測された73.6メートルの最大瞬間風速に匹敵する暴風が吹く可能性や、24時間雨量が600〜800ミリに達する大雨の可能性について言及し、厳重な警戒を呼びかけた。 ◇沖縄気象台が発表した台風15号への警戒を呼びかける文書(抜粋) 台風は、今後もさらに勢力を強めながら、比較的ゆっくりとした速さで沖縄本島地方に接近して通過する見込みです。また、台風を取り巻く広い範囲で発達した雨雲を伴っていることから、沖縄本島地方では猛烈な風や非常に激しい雨が長時間続くおそれがあります。 沖縄本島地方に最も接近する26日の夜から27日の明け方にかけては、沖縄本島地方で最大風速50メートル、最大瞬間風速70メート