モバゲータウン(左)とEZ GREEのユーザートップページの例。ポイントでアバターアイテムを購入して着せ替えられる 無料でゲームをプレイでき、アバターを使ったコミュニケーションが行える携帯電話向けサイトが注目を浴びている。600万会員を突破した「モバゲータウン」が市場を切り開き、続いて携帯専用SNS「EZ GREE」もゲームとアバターを導入。mixiの携帯サービス「mixiモバイル」も、ゲームやアバターの導入を検討している(関連記事参照)。 「ゲームとアバターの組み合わせは、われわれが元祖ではない」――モバゲータウンを運営するディー・エヌ・エー(DeNA)モバイル事業部長の守安功さんは言う(関連記事参照)。グリーの田中良和社長がこのモデルのルーツと考えているのも、モバゲータウンではない。 2人が「参考にした」と話すのは、2000年にスタートした、NHN JapanのPC向けオンラインゲーム