とにもかくにも、ぶっ通しで忙しいままにトラブルシューティングをしているので、和月伸宏論を書けないままにきてしまっている。たださすがに今週のジャンプを見ると、当初考えていた俺のDEATH NOTEの第二部最終回予想とかなり重なっていたので、ここはメモ書きでも一発、書かなきゃいけない。ちょっと覚え書きで少年向けビルドゥングスロマンの現在に関する私論をちょっと書いてみる。 以前も書いたが、教養小説=ビルドゥングスロマンの条件をざっくり書くと以下のようになる。 教養小説=ビルドゥングスロマンの定義 未熟な人間が冒険を経た上で、大人へと成長していく過程を描く。 そのストーリー中で主人公が体験・獲得するのは以下のものである。 (1)父親の超克 父親が成し遂げられなかった偉業を達成する。父親は必ずしも実父である必要はなく、「師匠」である場合もあれば、「父の世代が倒せなかった悪」としての「魔王」である場合
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