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経済問題に関するwebmarksjpのブックマーク (3)

  • 江副浩正『不動産は値下がりする!』……神は細部に宿る

    題名はともかく、面白いである。実業家の江副浩正だけあってディテールがいい。当たり障りのないようには書いてはいるのだが、ぽろっと音が出ていたりなんかする。行間を読むべき。地主を儲けさせるように仕組まれた悪名高き「日システム」がよくわかる。 備忘録として意訳抜粋: お上が音頭をとってやる新都市開発は成功しない。ブラジリアを見ればよい。ブエノスアイレスは例外的に成功しているが100年かかった。新都市が魅力を持つのはうまく行って100年先。すでに生活があるところでないと上物を作っても「都市」とはならない。 容積率の緩和で都市部の「床面積」は爆発的に増える。道路幅による制限(従来0.4掛け)も港区では0.6に緩和された。何れ全区に広がる。 箱根は行楽地化する方向に行きつつある(地元の旅館組合の意向)。別荘地化することで洗練化し財政改革に成功した茅野市とは逆の方向だ。 東京23区でも地価が上が

  • ホワイトハウス VS FRB の長い長い歴史

    ちと、需要があるかもしれないってことで、バーナンキの話をする前に、中央銀行の独立についてのお話をしておきたいと思います。 長い長い話で、これには泥沼の政争があったんですが、これがまた、面白い話なんで。 第一章 トルーマン大統領 VS マッケーブFRB議長 始まりは、第二次世界大戦後になります。 3つの大洋と欧州とアジアの全域にまたがって起こった大戦争は、連合国の勝利に終わったわけです。 ここまでは、皆さん、誰でも知っていると思います。それから、アメリカが、大戦の戦費調達のために、国債を大量に発行していたことも、知っておられる方が多いと思います。 一方で、戦中から戦後にかけて、FRBは、政府の戦費調達を支えるため、市場から国債を買い入れて、長期国債の金利を2.5㌫に維持する政策を取っていました。 これは、あまり知らない人が多いのではないかと思います。 しかしながら、朝鮮戦争の勃発と同時に、イ

    ホワイトハウス VS FRB の長い長い歴史
  • 日本経済の壮大な歴史実験から他国が学べること: 極東ブログ

    米国での関心としては民主党候補の熾烈な争いという文脈なのだが、ヒラリー・クリントンがぶちあげた経済政策について、ビル・エモット(Bill Emmott)元英エコノミスト誌編集長が28日付ワシントン・ポストに”Lessons From Japan's Malaise(日沈滞からの教訓)”(参照)という興味深い反論の寄稿をしていた。クリントンは、日の大手紙の社説の英訳でも読んだのか、「米経済は日型停滞に陥るから財政出動あるべし」みたいなことを言ってしまったらしい。 エモットは、「極東ブログ: [書評]日の選択」(参照)ではどちらかというと控えめなのだが、この件については、それは違うよということ声高に言っている。 で、その反論を読んでいると、当の日人としては、ちょっと花見酒にはよさげなやけくそな気分になってきてしまった。というわけで、ちょっとご紹介。試訳も付けたけどご参考程度に。 話は

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