おサイフケータイの始まりと現在の状況 「おサイフケータイ」とは、FeliCa機能を内蔵した携帯電話のことを指し、「モバイルFeliCa」と呼ぶこともある。2004年6月に行われたドコモの新機種発表会で初めて登場し、翌7月には第1号機である「P506iC」が発売された。 auからは、それから1年後の2005年8月に「W32H」と「W32S」が、ボーダフォン(現ソフトバンク)からは9月に「703SHf」が発表され、携帯3キャリアからおサイフケータイが出揃うことになった。 おサイフケータイはその数を着実に増やしており、フェリカネットワークスによれば、2007年3月末の普及台数は約3000万台。2007年春の最新機種を見ると、ドコモは903iシリーズ全機種と703iシリーズで5機種、auは春モデル10機種中8機種、ソフトバンクは春モデル14機種中4機種がおサイフケータイとなっている。キャリア別のお