ぬいぐるみのボタンを押すと、ぐずっていた赤ちゃんがケロっと泣きやむ――画期的なベビー用品「赤ちゃんけろっとスイッチ」をタカラトミーが発売する。にわかに信じがたい話だが、その効果が本当なら赤ちゃんのぐずり泣きに悩まされている全国のパパ・ママにとっては朗報だろう。 外観は、いたって普通のぬいぐるみ。しかし中の“音ユニット”には、日本音響研究所とのコラボレーションにより開発された「ぐずり解消メロディ」が入っている。日本音響研究所といえば、タカラ(当時)が「バウリンガル」を共同開発したことでも知られるが、赤ちゃんのぐずり泣きに注目したのは、あの「タケモトピアノ」のCMが発端だったようだ。 俳優の財津一郎さんが独特の調子で「ピアノ売ってちょーだい」と歌い、全身タイツのお姉さんたちがくねくねと踊りまくる。西日本で知らない人はいない、とてもシュールなCMだ。いつしか、このCMが流れると泣いていた赤ん坊が
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